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ピタッとハマる快感がクセになる!自由な配置とストーリーに没入するお片付けシミュレーション『Neat!』試遊レポート

contents-team
8月28日
読了時間: 5分

※使用している画像はすべて体験版のプレイより引用。実際の画面とは異なることがあります。


Korova Gamesは、8月20日にPC(Steam)向け体験版『Neat!~お片付け屋さんの物語~』をリリースした。


「次に何をどこへ配置するべきか」

目の前に広がるカオスな空間を、自分だけのルールとひらめきで完璧なレイアウトへと作り変えていく。現在PC(Steam)向けに体験版が配信中の『Neat!~お片付け屋さんの物語~』は、そんなお片付けの持つ「ロジックと思考の楽しさ」と、心温まる人間ドラマを存分に味わえるシミュレーションゲームである。



本作の基本ルールは非常にシンプルだ。ミニチュアのように描かれた斜め見下ろし視点の部屋を舞台に、画面左上に表示される「カトラリーを整理する」「飲み物を整理する」といったToDoリスト(タスク)をこなしていく。プレイヤーはプロの整理整頓アドバイザーとなり、散乱したアイテムや段ボール箱をひとつひとつ分類しながら、空間に美しい秩序を取り戻していくのが主な目的となる。


そして本作の最大の魅力は、ただタスクをこなすだけではない「自由度の高いレイアウト」と、アイテムを通して語られる「奥深いストーリー」の融合にある。



冒頭、ノートに綴られた依頼人からのメッセージが映し出され、プレイヤーはプロのお片付け屋さんとして彼らのSOSに応えていくことになる。今回の体験版で挑戦できる依頼は2つだ。


1つ目は、疲れ切った様子の人物からの依頼。「明日大事な用事があるのに、必要な書類が見つからない。疲れてしまったので一緒に片付けてほしい」というメッセージとともに、生活感あふれる「キッチン」の整理を任される。



上の画像は、「キッチン」を見事に片付け終えたあとの様子だ。一体どれほど悲惨な状態からこの美しい姿へと生まれ変わったのかは、ぜひ実際にプレイしてその目で確かめてみてほしい。

ちなみに、依頼人が必死に探していた「大事な書類」は、無事に見つけ出し、コンロ横にあるピザのすぐ隣に配置しておいた。ピザと書類という少しシュールな組み合わせだが、キッチンに立ったときに一番目につきやすく、絶対に見落とさない特等席だと判断した結果だ。正解がないからこそ、こういったちょっとしたレイアウトにプレイヤーの性格や収納センスが露骨に表れてしまうのが面白い。



そして2つ目は、アルバイト店員からの緊急の呼び出しだ。「シフト中に寝てしまって、箱も開けていないし棚には何もない。1時間後には開店なのに、マネージャーに見られたら終わりだ。早く来て!」という悲痛な叫びとともに、大急ぎで「ショップ」の陳列を立て直すことになる。店内には未開封の段ボール箱がいくつも積まれ、商品は散乱し、床には液体までこぼれている。



次々と段ボール箱を開け、「冷やすべき飲み物は冷蔵庫へ」「お菓子は種類ごとに陳列」とカテゴリー分類をしていくのだが、ここで大いに悩むことになった。なんと、店内に配置すべき「コーヒーマシン」と「ジュースマシーン」が各2つずつ存在したのだ。


ただスペースに収めるだけでなく、「お客さんが来店した時、どこにマシンがあればスムーズだろうか?」とお客さん視点の動線を考え始めた途端、片付けの方法が一気に深掘りされることに気づいた。アイテムの属性を見極める立体パズルとしての面白さに加え、「空間の使いやすさ」まで自分で決められる自由度の高さこそ、本作の醍醐味である。


実は今回のプレイでは、マシンの配置などにこだわるあまり最後に「菓子パンボックス」を置ける場所が無くなってしまったのだ。限られた空間をうまく活用しきれず、なんとも悔しい結果となってしまった。行き当たりばったりで片付けるのではなく、最初の段階でしっかりと全体の構想を練ってから配置に挑む計画性が必要だと痛感させられた。



大小さまざまなアイテムの形状や用途を見極め、どうすれば一番美しく収まるかを考えながらレイアウトしていく。ただ闇雲に掃除するのではなく、すべてがピタッと定位置に収まり、部屋の景色がすっきりと生まれ変わったときの圧倒的なカタルシスは本作ならでは。

ただ空間を整えるだけでなく、プレイしている自分自身の思考や心までもがクリアになっていくような、不思議な心地よさがそこにはある。


正解が一つではないからこそ、完成したレイアウトには、プレイヤー自身の性格や普段の生活空間でのクセが色濃く表れる。「自分なら迷わずここに置く」というこだわりが、他の人とは全く違うこともあるだろう。だからこそ、プレイ後に家族や友人と完成した部屋を見せ合い、「えっ、そこにそれを置くの?」とレイアウトの違いからお互いの知られざる一面を発見するのも、面白い味わい方かもしれない。


今回の体験版を通して、ただの「お片付け」がこれほどまでにクリエイティブで、奥深いものだということに気づかされた。次回プレイする際は、生活者の動線や今回のようにお客さん視点など、さまざまな視点をさらに熟考し、「自分史上、最高に美しく使いやすい空間」を作り上げてみたい。



日々の喧騒を離れて無心になれる時間を求めている方や、自分だけの空間づくりに没頭したい方に、心からおすすめできる一作だ。ただ無心に片付けるだけでなく、アイテムを通して住人のリアルな暮らしや人間模様を感じ取り、ストーリーに深く没入しながらプレイできるのも本作ならではの楽しさである。

正式リリース版ではさらに様々なステージが用意されているとのことで、次はどんな部屋と物語が待ち受けているのか、非常に楽しみだ。ぜひ一度体験版をプレイして、あなたならではの「ピタッとハマる快感」を味わってみてはいかがだろうか。

■ 開発元: Korova Games



『Neat!〜お片付け屋さんの物語〜』はPC(Steam)で9月14日にリリース予定だ。

 
 
 

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