top of page

【制作レポート】初心者だった私が『HoI4』攻略本を作るまで

  • 執筆者の写真: 佐藤 慶太朗
    佐藤 慶太朗
  • 7月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月27日

制作担当の平野です。

今回は、HoI4攻略本の制作裏話や執筆を通じて感じたことについてお話しできればと思います。


「ちょっとこのゲーム、難しすぎませんか?」からのスタート


ゲームの攻略本を作る以上、まずは自分自身がゲームを深く理解しなければなりません。いざHoI4を遊び始めて感じた率直な感想は、「ちょっとこのゲーム、難しすぎませんか?」でした。何の気なしにプレイしている熟練の指揮官たちを見て、「本当に自分と同じゲームで遊んでいるのだろうか…」と困惑したほどです。最初は操作方法や膨大なゲームシステムを理解するだけでも、相当な苦戦を強いられました。


実際にゲームの全体像を把握できるようになるまで、およそ1か月。もちろん最初から自力で攻略できたわけではありません。アイザックZさんをはじめ、YouTubeの実況・解説動画を何本も観て、操作や戦術を一つひとつ学びながら進めていきました。


何とかプレイできるというレベルには到達したものの、いざ「その攻略法を人に説明できるか」と聞かれたら、とても自信はありませんでした。自力でプレイすることと、なぜその操作をするのか、なぜその戦略が強いのか、を言葉で説明するのは別の難しさがあったからです。


正直、不安が大きく、「夜しか眠れませんでした」と冗談を言いたくなるくらい悩んだ時期もありました(笑)。しかし、「初心者だからこそ、どこでつまずくのかが分かるはずだ」という助言を受け、その考え方には非常に納得させられました。


長くプレイしている人にとっては、できて当たり前の操作や知っていて当然の知識であっても、私を含め初心者にとっては、何が分からないのかすら分からないのです。自分自身が何度も失敗し、理解できずに苦労した経験があるからこそ「ここは説明が必要だ」、「ここで多くの人が混乱するだろう」と気付けるのです。


右も左も分からない状態からプレイを始めた自分だからこそ伝えられることがあると考えると、不思議とやる気が湧いてきました。


最も苦戦した「海軍」の存在


ゲーム内で最も苦戦した要素は間違いなく「海軍」でした。艦隊の編成や任務、制海権など覚えることが非常に多く、ひとつ理解しても知らないことが次々と出てくるため、今でも完全に理解できたとは到底言い切れません。海軍について話し始めると長くなってしまうので、今回は触れないことにしますが、それほどまでにHoI4の海軍は複雑なシステムでした。


ソ連で掴んだ手応えと、なぜか「ドイツ」と「日本」の攻略本に…?


陸軍に関しては、海軍ほど複雑ではないものの、師団編成や戦線管理、補給など基本的な知識が必要になります。どんな戦略ゲームでも作戦や戦術は重要ですが、初心者の自分が最終的にたどり着いた結論は、まずは数の暴力で押し切ることでした。細かい戦術を考えるよりも、十分な兵力を用意して前線に投入し、一気に押し込むほうが分かりやすく、成功しやすかったのです。


実際、私が当初プレイしていた「ソ連」は、この数で押し切る戦法と非常に相性が良い国でした。広大な国土と豊富な人的資源を生かし、ひたすら兵士を養成して前線に投入し続けるスタイルは非常に分かりやすく、初心者でも扱いやすい国家だと感じました。

もちろん補給など気を付けることは多いですが、ソ連を一通りプレイしたことで、戦線の維持や師団運用、工場の使い方など、このゲームの基本的な仕組みを自然と理解できるようになりました。


個人的には「よし、ソ連で基礎はバッチリ掴んだぞ!」と満足していたのですが…気づいた時にはなぜか、企画が進んで本の内容が「ドイツ」と「日本」に決定していました(笑)。


とはいえ、完全に無関係だったわけではなく、 ドイツや日本のパートでも制作に関わらせてもらい、主に付録パートの「艦船性能」や「師団性能」を一覧としてまとめる作業を手伝わせていただきました。初心者にとっては、どの艦船がどう強いのか、どの師団編成がどういう性能を持っているのかを把握するだけでも一苦労です。


「どう整理すれば、初めて見る人にとってもパッと理解しやすいか?」という点に気を配りながら数値をまとめ上げる作業は非常に地道でしたが、ここでも自分の「初心者としての目線」が存分に活かせたのではないかと思っています。


おわりに


これから初めて『HoI4』という広大な世界に足を踏み入れる方には、ぜひ本書を片手にドイツや日本でのプレイに挑戦していただきたいです。


初心者には間違いなく難易度が高く、一筋縄ではいかないゲームです。しかし、何度も失敗しながらゲームを触るうちに少しずつシステムを紐解き、ついに思い通りの歴史を描けたときの達成感こそが、この『HoI4』というゲームが持つ最大の魅力なのだと思います。


本書が、皆様の素晴らしい戦略ライフの一助となれば幸いです。


コメント


bottom of page